各新聞における主な用語

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■ＩＤＭ【あい・でぃー・えむ】

「インデックスメモリー」の略称。 スピード数値に記憶(レース内容、馬場状態、当日の馬のコンディション等) を数値化したものです。 もちろん、馬の状態、馬装具点検は肉眼で同じ場所で客観的に観るようにしています。 ようするに競馬は時計だけではなく「記憶」も重要ではないかとの理論です。

ＩＤＭ「インデックス（スピード能力）・メモリー（記憶）」の主ファクター。

基準タイム・・・各競馬場 （距離・芝・ダート）別走破タイム。
馬場差　　・・・芝、ダート馬場状態（速良・良・遅良・速稍重・
　　　　　　　　稍重・遅稍重・速重・重・遅い重・速不・不・遅不）
　　　　　　　　天候（雨・雪・風・雷・霧）
斤量　　　・・・別定・ハンデ・馬齢・基準0.5kg。
レース内容・・・出遅れ・不利・落鉄・放馬・勝ち振り等。
位置取り　・・・最内・内・中・外・大外の馬場差。
　　　　　　　　　　　各コーナー差。
ペース　　・・・レースペース．前３F/５F．後３F/２F。

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■蹄【つめ】

各馬の蹄の大きさを大・中・小・細の４種類に、 形状を立・標準・ベタの３種類に分類しています。 「中ベ」なら蹄の大きさは中ぐらいでベタ蹄という意味です。 芝の重馬場、荒馬場では蹄の立っている馬が有利になります。 ただしダート戦に関してはこの限りではありません。

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■重馬場適性【おもばばてきせい】

重・稍重・不良馬場の競走実績と蹄の形状から判断した重馬場適性です。 ◎○△の内訳は以下の通りです。

蹄形状｜稍重・不良での成績
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
　　　｜1着　２着　３着　４着以下　未経験
立　　｜◎　　◎　　○　　　○　　　　○
標準　｜◎　　○　　○　　　○　　　　△
ベタ　｜○　　○　　△　　　△　　　　△
未確認｜○　　○　　○　　　△　　　表記なし

この◎○△は当該レースの条件に合わせて表示されています。 芝のレースではその馬の芝の重馬場適性を、 ダートレースではダートの重馬場適性を表示しています。 重馬場経験のない馬でも蹄の形状を見てもらえれば 重馬場適性がわかると思います。

◎・・・得意
○・・・普通
△・・・苦手

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■適距離【てききょり】

馬の距離適性を示しています。

短・・・短距離で活躍できる馬(1000〜1200ｍ)
哩・・・マイル戦で活躍できる馬(1400〜1700ｍ)
中・・・中距離戦で活躍できる馬(1800〜2300ｍ)
長・・・長距離戦で活躍できる馬(2400ｍ以上)

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■基準オッズ【きじゅんおっず】

関西・関東の各専門情報紙(予想・評論家等) (関東約９紙１５０人前後・関西約８紙１００人前後) の印を分析し、そこから算出した単勝・複勝オッズになっています。

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■クラス【くらす】

馬の能力をクラスで分けたものです。

(例)
芝ＯＰＡ・・・芝のオープン戦で勝つ能力のある馬
芝ＯＰＢ・・・芝のオープン戦で好戦できる能力のある馬
芝ＯＰＡ・・・芝のオープン戦で頭打ちの馬

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■上昇度【じょうしょうど】

前走時のパドックにおける馬体・気性から判断した、上昇度を表しています。

ＡＡ・・・かなりの上積みが期待でき、勝つ可能性は高い。
　Ａ・・・まずまずの上積みが期待でき、好勝負ができる。
　Ｂ・・・次走も同じ様な状態でレースに挑む。
　Ｃ・・・ギリギリの仕上げであったため、次走はガタの来そうな気配。
　Ｄ・・・調子落ちの傾向、厳しいレースになる。

ただ上昇度の判断は、順調に使われた場合を想定しているため、 長期休養を挟んだ場合、ＡＡ・Ａの馬も割り引きが必要となります。 またＣ・Ｄの馬も休養を挟んで立て直して来ていることを考慮する必要があります。

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■調教指数【ちょうきょうしすう】

関西・関東の各専門情報紙の予想・評論家等が、 担当の調教コースにおいてどれだけ正確に馬の状態を判断できているかをデータベース化し、 それを元に、各専門情報紙の印を分析して算出した数値です。 数値右横の矢印は、調教から見た馬の調子を５段階評価したものです。

↑　　　　・・・デキ抜群
／(右斜上)・・・上昇
→　　　　・・・平行線
＼(右斜下)・・・やや下降気味
↓　　　　・・・デキ落ち

(例)「調教−１０／」の場合

矢印は「上昇」を示していますが数値がマイナス評価です。 矢印は専門情報紙の総合的な評価で構成されており、 数値は特定の予想・評論家の判断を数値化しているため 上記のような調教指数になることがあります。 各馬の状態を判断するには／(矢印)を優先してください。

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■厩舎指数【きゅうしゃしすう】

関西・関東の各専門情報紙の予想・評論家等と厩舎の密接度をデータベース化し、 それを元に、各専門情報紙の印を分析して算出した数値です。 数値右横の矢印は、厩舎サイドの期待度をわかりやすく４段階評価したものです。

↑　　　　・・・超強気
／(右斜上)・・・強気
→　　　　・・・現状維持
＼(右斜下)・・・弱気

(例)「厩舎１２＼」の場合

矢印は「弱気」を示していますが数値がプラス評価です。矢印は厩舎の表向きなコメント評価で構成されており、数値は特定の予想・評論家の判断を数値化しているため上記のような厩舎指数になることがあります。各馬の状態を判断するには数値を優先してください。

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■騎手期待連対率【きしゅきたいれんたいりつ】

騎手別に、基準オッズ範囲毎の連対成績を集計したものです。 騎手Ａが単勝基準オッズＢの馬に乗った場合の過去の成績を集計し、 算出された連対率を騎手期待連対率としています。 新聞等の表記には、今走の基準オッズにおける騎手期待連対率が入ります。

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■激走注目馬【げきそうちゅうもくば】

過去の高配当レースを分析し得られた激走するさまざまな要素を数値化し 合計したものの中で人気が低く、激走指数の高い馬をピックアップしたものです。 主な要素を以下に示します。 コース枠脚質、騎手、騎手乗り替り、馬具変更、距離適正、クラス、馬体、気配、 上昇度、激走情報指数（専門情報紙の印を激走用に分析したもの）

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■脚質【きゃくしつ】

過去の競走実績よりその馬の脚質を判断したものです。

逃・・・逃げ
先・・・先行
差・・・差し
追・・・追込
好・・・好位差し
自・・・自在

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■ローテーション【ろーてーしょん】

間に金曜日が入っている数で決定しています。 「連闘」とは前走から１週間後に出走する場合を示します。

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■ＣＩＤ【しー・あい・でぃー】

「コンディションインデックス」の略称。 他馬との状態・力関係を比較するための指数で、 「ＣＩＤ素点」にレースクラスによる持点を加算したものがＣＩＤです。

「ＣＩＤ素点」とは、現在の調教・厩舎指数を算出するデータベースを、 さらに分析を行った結果からＣＩＤ調教素点・ＣＩＤ厩舎素点を算出して その合算の割合に変化を加え、算出したものです。

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■ＬＳ指数【える・えす・しすう】

「ロングショット指数」の略称。 ＬＳ指数を算出する基本データベースはＣＩＤと同じですが、 データベースからのデータ抽出条件を変更することにより算出したものです。

ＬＳ評価はＬＳ指数を算出する際に、 選出した情報が厩舎関係の情報とリンクしているとおもわれる場合に ＡＢＣ評価（Ａがトップクラス）を付けています。

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直前情報における用語

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■パドック【ぱどっく】

パドックからの推奨馬を数値化したものです。 目安としては次のようになっています。

５点・・・◎
４点・・・○
３点・・・▲
２点・・・注

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■オッズ【おっず】

時系列オッズ分析からの推奨馬を数値化したものです。 目安としては次のようになっています。

５点　　・・・◎
３，４点・・・○
２点　　・・・▲

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■馬具変更【ばぐへんこう】

馬装具（ブリンカやハミ等）を前走から変更したかどうかを表します。 特に効果があると思われる場合には、特注馬具変更となります。

*　・・・馬具変更
@　・・・特注馬具変更

ただし、馬具を変更した馬でも 効果がないと思われるものは表記しておりません。

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■時系列オッズ【じけいれつおっず】

時間毎の「点」状オッズを「線」で見たときに 異常投票などの形跡を発見・分析し、評価したものです。